製造業
工場汚水流出対策
工場汚水の流出を防止する為、排水監視をシステムにて24時間対応をされていますが、IEのサポート終了に伴い、そのままでは利用できなくなる為、ご相談を頂きました。今回、IEサポート終了の対応だけでなく、保守管理のし易さ、ランニングコスト、異常発生時の初動対応を含めて、システム全体を再構成する形で進めさせていただきました。
ご相談内容
IEサポート終了にともない、Edgeの動作に対応する事はもちろん、ソフトが稼働するサーバーのランニングコストも課題になっていました。
また、独自開発した専用ソフトを利用していた為、ソフトの保守面の問題や、新たに製作した場合に費用が高額になってしまう事も懸念されておりました。何かあった場合の窓口も、ソフト、ハードで異なることも問題でした。
ご提案内容
システム製作費用と抑えること、サーバーを設置しなくても動作するシステムを実現する為に、データロガーに付帯するソフトを利用する方法を提案させていただきました。またデータ保管先もNASを利用することでランニングコストを抑える構成としました。機器とソフトが集約されることで問い合わせ窓口も弊社へ集約することが可能です。また、閾値を超えた場合は保全部門へメール通知をしたり、水門を閉めるといった初動対策も行うシステム構成で提案させていただきました。
導入後の成果
継続して汚水流出防止を行うことができるだけでなく、サーバーが不要となったことによる管理の手間や保守費用を削減することができました。
また、データロガーのソフトを活用することによる初期費用の削減だけでなく、メーカーサポートの安心感や、ソフトと機器を集約することによる問い合わせ窓口の一本化も実現できました。
ご提案製品
相談された問題を解決することができる付帯ソフトがついたデータロガー/NAS/制御盤