
その他
特高受電インフラ施設への自家消費型太陽光発電の導入
施設自体の制約が多い、特高受電のインフラ施設への自家消費型太陽光導入に対する、太陽光発電システム全般の設計および受変電設備やパワーコンディショナの提案納入
ご相談内容
・自家消費型の太陽光発電設備を導入したい
・消費電力10%削減が条件となる補助金を受給したい
・社会インフラを支える重要な施設の為、故障等が発生した場合に即時復旧させるという施設の特徴を損なわないものでなければならない
とのご相談がありました。

ご提案内容
自家消費型太陽光で消費電力10%以上削減というご要望を満たすため、複数棟にまたがる施設の各棟の電力使用量をもとに必要な電力の配分を太陽光パネル(2409.49kW)の設計に反映させることで実現しました。
特別高圧受電施設かつ、構内で冗長化された受変電設備に対応するため、既製のシステムをカスタマイズできる柔軟性が求められました。
様々なメーカーをリサーチした結果、過去同様の施設への導入実績のあるメーカーの協力を得られ、
遠方メーカーとwebミーティングを重ね、現地調査も実施した上で、必要な要件に適合した受変電設備をご提案しました。
また、施設の設置場所が重塩害地域であったため、機器の使用条件、保証規約等を確認した上で、
設置場所や施工方法についても、メーカーと施工店と協議し、重塩害地域への設置条件をクリアできるご提案を行いました。

導入後の成果
・消費電力の10%削減
・補助金の受給
ご提案製品
パワーコンディショナ 合計1999.9kW
受変電設備(Wave Energy製) 合計2,000kVA
遠隔監視、負荷追従制御装置
電器堂
担当者より
高圧配電線が二重になっているという特殊な電源形態は初めての経験でしたが、すでに取り引きのある仕入れメーカーだけでなく、対応できるメーカーを幅広くリサーチしていたことで、最適な提案ができるメーカーとともにご提案できたと思います。