製造業
業務用除湿器及び制御による倉庫保管製品の防錆、結露対策
製品を保管している倉庫内が高温、多湿になることで結露が発生し、製品に錆が発生してしまうと、品質上、経済上でも問題となります。
結露防止、錆防止を空調機器、業務用除湿器、温度、湿度センサーを用いることで対策をおこないました。
ご相談内容
備品倉庫を製品保管倉庫へ転用することになりましたが、高温、多湿による結露発生による施品への錆が発生することを懸念されておりました。製品倉庫内を湿度50%、気温20℃を維持できるような空調環境を作りたいとご相談がありました。
ご提案内容
メーカー様と同行し、現地を確認させていただき、倉庫内の様子や出入の頻度など、利用環境も考慮した形で容量に適した空調機設置と業務用除湿器を提案させていただきました。また、湿度温度センサーとタイマーを使用した操作盤を使うことにより、設定以上の湿度で運転を自動で行うよう省エネの提案や、一定湿度以上になると警報が担当者へ通知される仕組みも提案いたしました。
導入後の成果
製品置場の湿度を保つことができ、錆の発生を防止することができました。
また、湿度や温度がしきい値を超えた場合、担当者へ通知されることで、対策を素早くとることも可能になりました。
ご提案製品
業務用除湿器（ダイキン）/ 湿度温度センサー/電源工事/空調工事/制御盤設計、工事
電器堂
担当者より
今回、お客様のご要望により除湿を中心に対策を実施しました。夏場に向けて今後、気温に関しても空調機器を導入することでより、安心できる環境作りを進めていけると思います。除湿に関しては、様々な環境要因が変化する為、対応が複雑であり、完全なコントロールが難しいことをお客様へ丁寧に説明させていただきました。お客様にご理解いただき、対策として湿度のしきい値を超えた場合に担当者へ通知をするといった問題点を解決する対応も合わせて行えたことが成功へつながりました。
